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スタマイ BL (R18)

第2章 山﨑カナメ×桐嶋 宏弥

プルルルル プルルルル と電話のコール音が部屋に鳴り響く。

「ん…」

どうやらあのまま寝ていたようだ。

電話に出ようと思い、まだ眠たい目を擦りながら立ち上がろうとすると電話の音が止まった。

「九条さん!」

どうやら、九条さんからの電話みたいだ。

俺はしばらく電話に対応する宏弥を眺める。

宏弥の驚いた声と心配そうな声が聞こえてくる。

しばらくするとその声は無くなった。

宏弥くんが俺の方に来ると

「カナメ、九条さん達雨のせいで帰れなくなったみたいだ」

「九条さん達は大丈夫?」

「大丈夫だ 宿をとったと言ってたからな 」

「良かった」と一安心する。

その様子を見た宏弥は去ろうとする。

「待って…」と俺は宏弥の腕を掴んだ。

「どうした?」

「さっきはごめん」

俺はグイッと腕をひっぱる。

「おっと…」

いきなり引っ張られたので宏弥が俺の腕の中に倒れ込んだ。

「ちょっ…」と戸惑った様子で俺を見つめる。

俺はそんな宏弥をお構い無しに、唇にキスをした。

チュチュとキスの音が2人っきりの部屋に鳴り響く。

そのまま舌を入れ、ディープキスをする。

舌が絡み合う。

宏弥の舌を優しく吸う。

「んっ…」と宏弥から漏れる。

宏弥の唇からやっと自分の唇を離す。

「カナメ」と宏弥が言うと俺の頭を撫ぜる。

宏弥がそのまま俺の耳を舐めようとするが、俺は止めた。

「ダメ…、今日は俺がする」

「カナ…んっ」

止めようとした宏弥を無視し、俺は宏弥の耳を舐め始めた。

「んっ…はぁ」

どうやら耳が敏感みたいだ。

「宏弥くんがいつも責めてるから…知らなかった。 宏弥くんは耳が弱いんだね」

宏弥の肩がビクッと反応する。

「耳元で喋るな…ん」

可愛い、もっといじめたくなる。

フゥーと耳に息をかける。

「ヒャン」

宏弥が自分の口を抑える。

「今のなに? 可愛いね」

宏弥は顔を真っ赤にしながら「お前のせいだ」と言う。

「そっか、僕のせいでこんなになってるんだね」とズボンの上からでも分かるパンパンに膨れた宏弥のペニスを見ながら言う。

「凄いね…まだ、キスと耳しか舐めてないのに」とズボンの上から触る。

「んっ、はぁ…あ」

宏弥は必死に声を出さまいと手で口を抑えるが宏弥の可愛い声は漏れる。



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