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以前、真由美さんは、どこぞのジャングルかどこかで、少数民族の村に二日間滞在することになって、その時、初めて食べたクモがタランチュラだったという。タランチュラも素手で持てるのと、毛に毒があって持てないのがあるから気をつけてと言うが、おそらくその機会はないだろう。
たぶん、別名ゴライアスバードイーターとよばれるルブロンオオツチグモかな？
そんなもん日本には、ペットショップ以外にはいないだろ。はい、この名前はペットショップで知りました。

まあ、その４年後くらい、僕は友人から貰ったタランチュラをペットとして飼うことになったが、フタが外れて逃げ出したことがあった。１週間後、ゴキブリホイホイの中で見付かるという結末で幕を閉じた……て、こんな話はどうでもいいね。

現地の人は、素手で後ろから捕まえて、足を紐で縛って大きな葉っぱにくるんで蒸し焼きにするんだと。で、全体の毛をむしって食べるんだと。味は薄いグラタンと焼いたカミキリムシの幼虫の間って、わかるか！

アシダカグモは益虫でゴキブリを食べてくれる。たぶん、食べた後のを捕まえて食ったんだろうが、ゴキブリの風味もわかるかいな！

あんたの食生活なに？

とにかく、真由美さんは食糧難になったら間違いなく強い。

なんか、話を聞いてるだけで、夕食で出されるのではないかと、不安になった。



あ、食事中の方、ごめんなさいね（遅いわ！）