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無人島行ってみた話

第6章 ドン引き

その時、真由美さんが……、

「うちなぁ、安藤くんとエッチしたんやんかぁ」

ここでする話やないな。桂木さんが鼻腔に米が入ったと鼻をふんふんいわしてたし。

この話は、僕もよくは覚えていないが、簡単に言えば、トイレをすませて立ち上がった真由美さんに、後ろから乳を鷲掴みにした安藤が、やらせてくれって言うたってことやわ。

さあ、こんなんでも興奮したエモがつくんやろか?

さらに真由美さん、

「いや、うちもなぁ、やったん前の旦那と、ケイくん以外で久しぶりやったからなぁ、なんか嬉しなってなぁ……」

前の旦那?

え、独身て言うてはったけど、×あり?

ここで発覚。真由美さん、バツ1だった。

さらに、ケイくんとは……





桂木さんの下の名前だ。

数年前、同じ店で働いてた時、桂木さんと真由美さんが飲みにいって、お互いベロベロになって、我を忘れた桂木さんが真由美さんを部屋に連れ込んでって、人のこと言えんやろ!!

このエピソードは、のちに本人から詳しく聞いて、自殺を考えるくらいに落ち込んだそうです。



て、真由美さんに手を出してないのは、僕だけか。まあ、それはそれでいいのだが、安藤と桂木さんからは、お前もいけという、誘導の目が向けられた。


さて、たしかその翌年に、再び無人島に行ってるんですよ。

その話は、次の次から。

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