無人島行ってみた話
第2章 集合、上陸
当日。
四人は三重県の鳥羽にいた。たぶん、そこでした。鳥羽だったと思う。
集まったのは、僕と安藤、桂木さん、そして、桂木さんが連れてきた唯一の女性、真由美さん。
桂木さんよ、なぜ女性を連れてきた?
と言うのも、真由美さんは当時36歳で、昔、陸上自衛隊にいたそうで、三十になってから理容師になったとおっしゃってました。
見た目体格が、宍戸江利花さんに似てんだよ。あ、宍戸江利花てアジャコングの本名ね。
おかっぱ頭のアジャコングを想像していただければ、近いものがあるかと。
あくまでサバイバルを体験しようという目的があるため、小さなリュックに、ナイフ、メタルマッチ、ロープ、コッヘル(調理用具セット)だけを入れて、食料は現地調達でいこうと決めた。
桂木さんは、そこそこの大きさのリュック、真由美さんはショルダーバッグ風のリュック。サバイバルだから、小さいのでいいと、まあまあ本気できた。
問題は安藤だった。ボストンバッグでアロハシャツに短パンとサンダルできた。
旅行気分?
まあ、無人島サバイバルがどんなものか、後々知ることになるだろう。
無人島に行くために乗るクルーザーがあり、港わきにある事務所でいろいろと手続きをする。
道具持参、食料現地調達のため、一人七千円。
食料になる野草や木の実、小動物等は、乱獲にならない程度なら取ってもいいとのこと。毒物などは、自己責任。
また海は、ブイの浮いてる辺りまでなら、海の物も取って食べてもいいとのこと。
あと、自身で出したゴミは持ち帰ることと、寝床のために立てたものは、解体して一カ所にまとめておく。他にもあったが、忘れました。
書類にハンコを押して、万が一のため、事務所につながるトランシーバーと島の地形図を渡された。
四人は三重県の鳥羽にいた。たぶん、そこでした。鳥羽だったと思う。
集まったのは、僕と安藤、桂木さん、そして、桂木さんが連れてきた唯一の女性、真由美さん。
桂木さんよ、なぜ女性を連れてきた?
と言うのも、真由美さんは当時36歳で、昔、陸上自衛隊にいたそうで、三十になってから理容師になったとおっしゃってました。
見た目体格が、宍戸江利花さんに似てんだよ。あ、宍戸江利花てアジャコングの本名ね。
おかっぱ頭のアジャコングを想像していただければ、近いものがあるかと。
あくまでサバイバルを体験しようという目的があるため、小さなリュックに、ナイフ、メタルマッチ、ロープ、コッヘル(調理用具セット)だけを入れて、食料は現地調達でいこうと決めた。
桂木さんは、そこそこの大きさのリュック、真由美さんはショルダーバッグ風のリュック。サバイバルだから、小さいのでいいと、まあまあ本気できた。
問題は安藤だった。ボストンバッグでアロハシャツに短パンとサンダルできた。
旅行気分?
まあ、無人島サバイバルがどんなものか、後々知ることになるだろう。
無人島に行くために乗るクルーザーがあり、港わきにある事務所でいろいろと手続きをする。
道具持参、食料現地調達のため、一人七千円。
食料になる野草や木の実、小動物等は、乱獲にならない程度なら取ってもいいとのこと。毒物などは、自己責任。
また海は、ブイの浮いてる辺りまでなら、海の物も取って食べてもいいとのこと。
あと、自身で出したゴミは持ち帰ることと、寝床のために立てたものは、解体して一カ所にまとめておく。他にもあったが、忘れました。
書類にハンコを押して、万が一のため、事務所につながるトランシーバーと島の地形図を渡された。