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🏠️家庭内恋愛💕

第7章 田中コレクション


「いらっしゃい!今日からここが恭志智くんの家だよ!」


荷物を抱え、兄夫婦の家に着くとユリ子が兄の爽志智と待っていた。


手荷物のほかに段ボール3箱あったが、着替えや学習系の荷物だけである。


タクシーで兄夫婦の家に到着すると二人も手分けして段ボールを運んでくれた。


「意外に荷物少ないな?母さんはこの10倍の段ボールをトラックに積んでたぞ?」


「母さんと一緒にするな――――!3ヶ月ならこんなもんだろ?」


恭志智の案内された部屋は2階の門部屋、将来子供部屋にする予定か、兄の書斎にするつもりかは分からないが、6畳の何もない部屋だった。


「客用の布団と……後は何か必要か?」


「あ~…必要なものそのうち自分で揃えるから気にしなくていいよ」


3ヶ月の短い滞在中に物は増やしたくないと思っていた恭志智にはちょうどいい部屋だと思った。



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