テキストサイズ

・・・わかっているん だ

第1章            


在った ひ  には 求めなかったの に
求めようとも しなかったのに


むしろ
疎ましかった  ずっ と



無くなってみ・・・て


初めて 気づけ た
訊ねる場所が きえたこと


じぶんでも わからないうちに
ショックだったんだ・・・ね

こんなに も




大人になるって ・・・つらいことなん だ

幼い日は 待ち 遠しかった  いちばん


( Stretch your back.  )



早く 帰りたいなっ て
ムズムズして た


( I wanted to go home because I was tired. )




あんなに ひとり で 流した 涙の 川
時間 だけ は  加速した感じが あるのに

頬を 伝って 流れて来 る
その中には 歯がゆ さが 棲んでい て


( I think I'm going to keep swimming. )



ストーリーメニュー

TOPTOPへ