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たんたんたぬきポエム

第1章 目

目は口程にモノを言う。

いやいや、言わないから。
言わなくても言葉よりも気持ちが伝わるのであるが。

ガン見、エロ目線なんかしたら、内心のエロがモロ伝わってしまう。
けど、見ちゃうんだ。

目は珍棒程に言うことを効かないきかん棒である。

いい女や露出が多い女を見つければもう脳がやめろと指令を送っても全く見るのをやめないからな。

電車が下車駅に着く。
降りる時、降りてもなお、目はいい女を見続けたのには驚きだ。

目と珍棒だけは脳の指示をガン無視して体全体の行動から逸脱して勝手に動くもんだね。

目も珍棒も勝手なことをした挙げ句に内心のエロを丸分かりにするから困ったヤツらだ。

自分のモノなのに自分のモノじゃないみたいだ。

目や珍棒の細胞は他の細胞とは違う意味でよくはたらく細胞だ。

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