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たんたんたぬきポエム

第6章 ママさん

可愛い子供を連れたママさんに会うことがある。

仕事の時
散歩の時
映画館で隣合わせた時
買い物の時

子供は可愛いけど、興奮と悲哀がボクを襲う。

子供はヤッたという証。
どんなに清楚で汚れを知らないような女性でも、子供がいるということは最低でも1回はヤッている。

ああ、ボクがヤりたかった。
子供を作りたかった。

ママさんもあいさつする時に少し恥ずかしそうな顔を見せる。
とても魅力的な表情だ。

きっと同じことを思っているのだろう。

子供がいるということはヤッたということ。
ボクがそれを妄想しているかもと思っているのかも知れない。

もしかしたら、今度はボクと作りたいのかな。

こうやって命は繋がれていく。
男は種を蒔くことはできても命は作れない。
種を受け入れて新しい命を作ったのはママだ。
偉業を成し遂げたママに心の中でエールを贈ろう。

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