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たんたんたぬきポエム

第9章 冬のチンチン

チンチンは寒いと縮む。
見事に縮んで、あるかないか分からない。 

おしっこをしようと股間をまさぐると、なかなか見つからなくて、ぐにょぐにょしているばかり。

もしかしたらと期待してまさぐると、ぐにょぐにょは玉袋で、あれ程見つからなかったヤツが起き出す。

ヤツが起きると、あ〜あ、やっぱり男だと現実に戻される。

ああ、本当になくなって女のコになりたいなと切実に思う。

そんな思いを知ってか、そんなこと言うなよ、これからも相棒でいてくれよと言わんばかりに激しくおしっこを出してヤツは自分の存在を誇張する。

激しく出たおしっこは熱いみたいで湯気が立ってくる。

分かったよ相棒。
今夜もアバレてくれ。

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