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平和な時間と幸せな時間

第6章 皆と出会って2年

俺は座っているとマリーとレナが来た。

マリー「アルト」
アルト「ん?」
マリー「アルトが見てた夢…お姉ちゃんは幸せにしてた?」
アルト「あぁ、幸せそうだった。 マリーとレナと……ドロシーはわからないけど仲良く遊んでたと思う」
マリー「……良かった」

レナ「パパは?」
アルト「レナがフランツとお仕事するのが大好きみたいでフランツが怪我を治っててもお仕事してたぞ」
レナ「パパ………」

ラスティ「……アルト」
アルト「ん?」
ラスティ「その……なんでもない…」
アルト「………?」

なんか言いたそうな顔してるけど…。

アルト「ラス、」
アーチボルト「アルト」
アルト「どうした?」
アーチボルト「女王陛下は…元気にしてましたか?」
アルト「あぁ、とっても元気だったよ」
アーチボルト「………」

モルディ「…ラスティ、聞かないの?」
ラスティ「別に」
モルディ「そう。……だったら、一番目に私が」
ラスティ「ま、待てよ! あの、アルト……ジジイはどうしてた?」

だと思ったよ。
素直じゃないなぁ…。

アルト「ルドルフはラスティと仲良しになってた。 しかも、くじ引きで買い出し担当になってた」
ラスティ「……そっか」

ボソッと「良かった」って言ってたのが聞こえた。
でも、ここは…聞こえないフリをしとく。

アルト「あ、ついでに……なんかモルディとダンテが2人の後を付けてた」
モルディ「えっ…!?」
ダンテ「はぁ…!?」
ラスティ「…………ストーカー」
ダンテ「誰がストーカーだよ!」
ラスティ「まぁ、夢の中だから良いけどな」

モルディとダンテとラスティ3人で笑い合った。

マリー「ねぇ、アルト」
アルト「ん?」
マリー「アルトが見た夢……お姉ちゃん、幸せになれるかな」
アルト「きっと幸せになれるよ。 ルドルフ…陛下…フランツも、な」
マリー「そうだといいね!」

俺は皆を見てクスッと笑う。

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