テキストサイズ

人身供物の村娘

第6章 痛みの快楽

破瓜の痛みは思わず黒狐の背中に爪を立てるほどだった。

「いぅ〜っ!///」
菊理の目には痛みから涙が溜まっており、とても痛かったのかが黒狐には伝わった。

「菊理、落ち着くまで動かないからゆっくり息をしろ。」
痛みから短い息をしていた菊理を落ち着かせるために、黒狐は菊理の頭を優しく撫でていた。

痛み自体は落ち着いたが、菊理の小さな体に黒狐の物は熱感と圧迫感が酷く、力の抜き方が菊理には分からなかった。

(ど、しよ・・・息を吐かないと・・・)
どれくらいだったか菊理には分からなかったが、それでも菊理に合わせて黒狐は待っていた。

「そう、ゆっくり吐け・・・いい子だ。」
撫で続ける黒狐の手はすごく暖かく、優しかった。
安心しきった菊理の体は、少しずつ力が抜けていた。

「黒狐様・・・もう動いて平気です。」
そう伝えると、無理をするなとだけ言って少しずつ律動を始めた。

「っ・・・///」
菊理の蜜口の収縮は生娘のそれで。
黒狐は息を詰めながら律動していた。

「黒狐様・・・んぅ・・・///」
黒狐の顔を見上げれば、黒狐は口吸いをくれた。

「あまり煽るな・・・加減がわからなくなる///」
口を離してそう伝える黒狐の頬は赤く、またしっぽも情欲を表すかのように揺れていた。

黒狐は先程見つけた菊理のいい所を当て始め、菊理の声は悲鳴に似た声に変わっていった。
「やっ・・・くろ・・・さまっ!///」

頭をふっていやいやとするが、黒狐が辞めることはなく、重点的にそこを当て続けた。
「すまんが、反応が可愛くてな・・・その願いは聞けぬ///」

律動を続けていると、菊理の体に異変が起きた。
息が上がり、バクバクと心臓が跳ね上がる。
菊理は訳が分からず、黒狐に助けを求めた。

「黒狐様・・・や・・・変なのぉ///」
もはや呂律を回すことが出来ず、舌っ足らずになる菊理に黒狐は「そのまま果てろ・・・我ももう・・・///」とだけ伝えた。

その時の黒狐の顔を最後に、菊理は絶頂を迎えて意識が遠のいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ