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｢はあ、、ここか、、｣

私は上原マホ。今年の3月に高校を卒業した18歳。私の家は2年前父親が亡くなってからとても貧乏になった。まともな服は買えないしまともに食べることもできない。母親も体が弱いため長時間労働は酷だった。おまけに私には妹、弟が合わせて3人いる。さらに人の良い父親が肩代わりし残された多額の借金返済に追われていた。私が高卒で働くことは当たり前の流れだった。そんなときかつての父親の同級生が私たちの話を聞きつけ全ての借金を返済してくれることになった。しかし条件が1つ。父親の同級生は日本を代表する企業の社長さんだった。そのためお屋敷に住んでいる。条件はそのお屋敷に住み込みで働くこと。