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エッチに興味のあるお年頃なので

第1章 プロローグ

 玲奈……白鳥玲奈は、俺の幼なじみだ。
 幼稚園の頃の可憐さはどこへいったんだか。
 いや、今からコトを及ぼうとしてるのに、余計な事を考えるのはやめよう。

「晋平、学校じゃ嫌だよ」
「俺の家に来るのか?」
 幼なじみの玲奈は、キスをしたところで急に恥じらう。
「学校よりはいいでしょ。もう少し大切にしてよ」
 幼稚園の頃のマドンナの悲しむ顔には、俺はなぜだか弱いらしい。
 彼女に触れたい気持ちを抑えて、俺はごめんと小さく謝ると玲奈はニコッと笑った。
 校則違反の薄化粧の玲奈は、艶のある唇を俺の唇へ押し付けてきた。
「私は、晋平のなんでしょ? 久しぶりに晋平の家に行きたい」
 彼女になった気分でいるのかわからないけど、俺も誰にも玲奈を譲る気持ちはないので、彼女の候補にしておこう。


 俺の家について、休む暇を与えずに部屋に連れていくとベッドの上に二人で座った。
 キスを何回か繰り返したら、その場に玲奈を押し倒して制服を脱がせると思った通りの豊満な胸があらわになった。
 下着の上からヤワヤワともみしだくと、玲奈はふふふと笑う。
「直接、触ってきてもいいのよ?」
 縦ロールの髪がシーツの上に広がっている。
 この縦ロールは、幼稚園の頃から変わらない。
 変わったのは体つきが大人っぽくなった事か。
 俺の下半身の中心が、微かに熱を浴びてきた。
 下着を脱がせたら、大きな乳房はプルンと震えて飛び出したかのような錯覚を覚えた。
 高校生になると、好きな子の身体に触れたい気持ちは強まり、理性を保つのが難しくなる。
 証拠に、ズボンの中で俺の分身は窮屈そうだ。
「晋平も脱いだらいいのに」
 玲奈への愛撫を中断して、俺も制服と下着を脱ぐと爆発しそうなモノへ避妊ゴムを装着させると再び、玲奈の柔らかな胸をもみしだく。
 甘ったるい玲奈の声が、ますます俺を興奮させる。
 キスも軽いタッチのモノから、気がつくとお互いに舌を絡めている。
 長年の夢が叶おうとしているのだ。
 ぎこちない手つきで、玲奈の秘めた場所をやんわりと刺激すればジンワリと濡れてきた。
「晋平の……入れてきていいよ?」
 玲奈の許しが出たので、俺はゆっくりと挿入していく。



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