テキストサイズ

蜜と獄 〜甘く壊して〜

第2章 【快楽主義の射精術】






「ハグ、しましょうか?」と手を広げると大きな身体を丸めて胸に飛び込んでくる。
クマさんみたい…って言うと流石に接客業界用語みたいに聞こえちゃうんでやめておく。




負けじと匂いを嗅ぎ合う。




「あ、俺本当に臭いから」




「いいえ、そんなことないです」




言葉だけでは伝わらないと思ったのでチュッと唇が触れる接触行為に出る。
「あ…」と喘いだらそのまま性感帯を探り探りで焦らしながら当てていくの。




膝の上を跨がり腰を下ろさぬまま両首筋に唇を這わせキスを落とす。




「あ……あ……リリカちゃん、今日はいつもより大胆だね」




至近距離で目が合うだけで免疫ないのが丸わかり。




「リリカちゃんに見つめられたら俺耐えれないよ、本当目も綺麗だよね」




「大胆じゃダメですか?アレの前なの……」




「あっ………生理?」




「うん……本当はもっとトシユキさんに触れたい……虐めたい」




「な、何それ……めちゃくちゃ期待しちゃうよ、リリカちゃんにそう言われて嬉しくない男なんて居ないよ」




「本当ですか?じゃ、今日はもう少し攻めても良いですか?」




「え、だ……大歓迎、です」




歯を見せて笑ったら「唾くれたりする?」って焦り過ぎ。




「欲しいですか?」




「うん、欲しい……飲みたい」




「うーん……私のフェザータッチに耐えれたらご褒美で」




「わぁ、本当に!?やった」




「ボタン、外しても良いですか?」




「う、うん……」




「本当は服の上からがお好きなのでしょうけど、今日はどうしても直に触れたくて……端なくてすみません」




「いや……それはとても嬉しいよ、嬉しくない訳がないよ!」




真ん中がモッコリしてる気がした。
反応良くて困っちゃいますね。
後が保たないんじゃないですか…?
目のやり場にも困ってらっしゃいますね。




今日の服は私服っぽいコーデとのリクエストだったのでタイトなロングワンピースにニットを合わせてみた。
イメージで言うと新社会人の休日コーデ…的な?
とにかく素朴な感じを残して。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ