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ネタバレ覚悟でいうと、誘拐の目的は身代金ではない。

彼女の美しい容姿に魅了された黒蜥蜴が、［人間の剥製という美術品］としてコレクションに加えるためという猟奇的なものだった。

ヒロインは結局全裸にされる。
さすがは江戸川乱歩。

想像力で読む小説なら、理想的な美少女の裸身を追求できるが、
ドラマは……残酷にも見せてしまう。

早苗役の女優の小さめなおっぱいには好みの個人差はあるだろうが、

極小のショーツにはドキリとするが、くびれが中途半端なウエストと魅力にとぼしいヒップラインを見ていると、
黒蜥蜴の美的センスを疑ってしまう。
（わ、もうこの女優さんの名前なんて書けないな）

よほど現代の教育テレビの貴重なヌードのほうが美しい。

あのモデル嬢を鎖で吊るして、放送されなかったお尻を鑑賞したい。

……いけない妄想してるわ。

とにかく、早苗はヒロインであって、エキストラではない。

エキストラは、すでに殺されて剥製にされた「美術品」で出演というわけだ。

美しくても死体は死体──動いてはいけない。

そういうことなら、
ヌードモデルにおまかせあれ。
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