
分け合う体温
第5章 裏切りで
理人は、必死にお父さんに訴えた。
「由乃は、悪くない。由乃は、俺の誘いに応じただけなんだ。」
「そんな事ない!」
私も負けじと、お母さんに訴えた。
「私、理人だから受け入れたの。理人じゃなかったら、こんな関係にならなかった!」
「由乃!」
「ねえ、お父さんお母さん。どうしたら分かってくれる?私達が、愛し合っているって!」
「愛し……合っている?」
お母さんは、フラッとその場に、倒れてしまった。
「お母さん!」
「触るな!」
お父さんが大きな声を出して、お母さんの側に寄った。
「おまえ達。お母さんのこんな姿見て、自分達がした事を、恥ずかしいと思わないのか!」
胸に何かが突き刺さった。
やっぱり私達、許されない事をしたんだ。
「由乃は、悪くない。由乃は、俺の誘いに応じただけなんだ。」
「そんな事ない!」
私も負けじと、お母さんに訴えた。
「私、理人だから受け入れたの。理人じゃなかったら、こんな関係にならなかった!」
「由乃!」
「ねえ、お父さんお母さん。どうしたら分かってくれる?私達が、愛し合っているって!」
「愛し……合っている?」
お母さんは、フラッとその場に、倒れてしまった。
「お母さん!」
「触るな!」
お父さんが大きな声を出して、お母さんの側に寄った。
「おまえ達。お母さんのこんな姿見て、自分達がした事を、恥ずかしいと思わないのか!」
胸に何かが突き刺さった。
やっぱり私達、許されない事をしたんだ。
