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和真「…」

麻衣香「和真さん、あの…」

和真「心配で見に来たけど、とりあえず
大丈夫そうだな…」

麻衣香「あ、はいっ、少し休んだらもう
元気に」

和真「は？何言ってんの…」

麻衣香「え、だから」

和真「俺が心配だったのはお前があの男
加藤幸助に色目使ってないかって事だけ
鬼崎家以外の男と関係持って妊娠でもし
たら大問題だからな…」

麻衣香「…っ」

和真「…」


口調、表情から
和真はかなり怒ってる様子

加藤、彼はただ麻衣香の体調を心配し
保健室まで送ってくれただけ
それ以上は何もない
ないのに…


麻衣香「待って、加藤君はただ私の体を
心配して付き添ってくれただけで」

和真「…」

麻衣香「やましい事は何も」

和真「今はだろう？」

麻衣香「！？」

和真「男と女の関係なんて一瞬で変わる
もしあのまま俺が来なかったら…」

麻衣香「…！！」

和真「…」


距離を詰められ
ベッドに倒された麻衣香
逃げられないよう和真は麻衣香の腕を
掴み…


和真「こうなってただろうな」

麻衣香「！！」


強引に唇を重ねてきた