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中出し家族。

第10章 小旅行 ~道久の場合~



鬼崎「…」

圭「父さん、圭です」

鬼崎「入れ」

圭「はいっ、失礼します」

鬼崎「…」


その日の深夜
鬼崎は圭を部屋に呼んだ
誰にも、北川にも知られないよう秘密裏
に…


鬼崎「明日の準備で忙しいのに呼び出し
て悪かったな」

圭「いえ、大丈夫です」

鬼崎「お前にこれを渡したくて」

圭「これは?」

鬼崎「…」


深夜に呼び出され
渡されたのは謎の錠剤一粒
梱包はされておらず小さな袋に入れられ
ていた

一体、何の薬なのか…


圭「薬ですか?」

鬼崎「妊娠率を高める薬だ」

圭「えっ、そんな薬あるんですか?」

鬼崎「危険故、一般には出回っていない
だが今回はこれを使う」

圭「!?」

鬼崎「性行為前、椚にこれを飲ませ必ず
妊娠させろ」

圭「…」

鬼崎「圭!!」

圭「はい、わかりました…」

鬼崎「…」

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