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麻衣香「ご奉仕って…」

道久「三日間、連続で三人の相手をして
お疲れでしょうから、ゆっくり体を休め
る為にも、ね…」

麻衣香「お気持ちはありがたいんですけ
ど、私は一人の方がゆっくり…」

道久「人目もありますから、とりあえず
中に入りましょう」

和真「賛成」

麻衣香「えっ、ちょっ…」


勝手に話を進められ
部屋に入って行った道久と和真

急いで後を追いかけようとした麻衣香
だけど入り口にはまだ
圭がいて…


圭「…」

麻衣香「…っ」


何か考え込んでる様子だった


圭「…」

麻衣香「圭さん」

圭「…ん」

麻衣香「入らないんですか…」

圭「入るよ、ただその前にこれっ…」

麻衣香「これは？」

圭「…」


手渡されたのは
小さな袋に入った錠剤一錠
出発前、父である鬼崎健一から渡された
薬だった


圭「…」

麻衣香「…？」

圭「…妊娠率を高める薬…」

麻衣香「…！！」

圭「…」