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中出し家族。

第4章 化学室で



麻衣香「…あの…」

女子「はい?」

麻衣香「私、しばらく学校休んでたから
授業遅れてて、ノートを…」

女子「えっ」

麻衣香「…ううん、何でもない…」

女子「…」

麻衣香「ごめんね…」


隣に座る女子に
ノートを借りようとしたが
嫌な顔、関わりたくないオーラを出され
断念した麻衣香

元々、友達は多い方ではなかったが
両親の事故後、復帰しても
腫れ物を扱うよう
扱われ…


麻衣香「…」


麻衣香はクラスで一人ぼっちだった


麻衣香「…!?」


一人ぼっちといえば
何故か和真の姿が見当たらなかった
あいうえお順で座っているから隣か前後
に座るはずだが
姿がない


麻衣香「どうしたんだろう…」

男性「よそ見してると、また怒られます
よ」

麻衣香「あ、すいませ」

男性「…」

麻衣香「…!?」


声をかけられ振り返るとそこには…


麻衣香「道久、さん?」

道久「どうも」


白衣姿の道久が立っていた


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