扉を開けて AN
第1章 突然の告白
それはそうと、
どうやら俺は 上履きのサンダルのまま
ぺたぺたと外を歩いてたらしい
どーりで何となく歩きにくいような気がしてたんだ
てか、俺 いつの間に学校出たんだろう?
ニノちゃんに怒鳴られた後の記憶が全くない
「嘘、相葉くん 気づいてなかったの?
はは・・相変わらずピュアだね」
「いや、別に天然だから
上履きで歩いてるんじゃないからね」
「天然って言ったら気を悪くするかと思って
オブラートに包んだつもりなんだけど 否定しないんだ」
「・・・こんだけ天然天然って言われればねぇ・・・」