扉を開けて AN
第13章 胸が苦しいんだ
そんな風に 幸せいっぱいな気持ちで
眠りについた俺
次の日
朝練を終えてもウキウキ気分は続いていて
スキップしながら教室へ入っていく
「グッモーニン エブリバディ、良い朝だねぇ♪」
いつにも増してハイテンションの俺に
みんな苦笑気味だけど 気にしない気にしない
「おはよー相葉くん。今日も元気だね」
「おはよー相葉ちゃん。朝練後だって言うのに体力有り余ってるなぁ」
うんうん、そうなの 俺元気なの
みんなよくわかってるよね
そんでそんでニノちゃんは?
ニノちゃんは 何て言ってくれる?
ワクワクしながらニノちゃんを見ると
真っ赤になって俺をチラッと見た後
小さな声で
「・・・おはよ・・・」