扉を開けて AN
第14章 失恋の痛み?
そんな俺の心配をよそに
まーくんは早速吉高先生に胸の痛みを訴え始めてる
「ねぇ、由里子ちゃん。俺 さっき心臓がぎゅってなって
喉もきゅーんって息苦しくなったんだ。
これって心臓発作なのかなぁ」
「授業中に?体育じゃないよね?何してた時?」
「英語の授業中だけど・・、えっとね。
ニノちゃんが松潤の事を好きで
俺の事はもうどうでもいい、って言ったのを思い出したら
何だか泣きたくなっちゃって」
「バッッッ!!!///」
まーくん何考えてんだよ!?
他人に、それも先生にそんなこと言うなんて
頭おかしくなったのか?