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扉を開けて AN

第16章 悩み多き昼休み



ほらぁ・・・
全然 宜しく、って感じじゃないもん

戸惑いの表情を浮かべる俺を見て
潤くんも 不思議そうに小栗君を見つめるけど
その視線を避けるように小栗君が立ち上がる


「旬?どうした?」
「別に。・・トイレ行ってくる」


そのまま小栗君が廊下へ出ていくのを
潤くんが心配そうに見送ってる

やっぱり潤くんも変だって思ってるよね


「いつもはもっと愛想いいんだけどな・・・
何かごめん、ニノ」
「え・・ううん、別に・・・
何か俺 気に障る事しちゃったのかな」




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