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17-2

「相葉くん、良かったね」


俺の話を　ニコニコ笑顔で聞いてくれてた
翔ちゃんの言葉が胸に染み入る

こういう時
「ほら俺が言った通りじゃん」
なんて言わずに　
嬉しそうに微笑んでくれるところが
翔ちゃんらしいなぁ、って思うんだよね



「ありがと。でも、今更遅過ぎるって気もするけどね」
「そんな事無いよ。ニノにもちゃんと気持ち伝えるんでしょ？」

「うん・・・でもニノちゃんに告白するんだって思うと
すっごいドキドキしてまた胸が苦しくなりそう」
「ふふ・・・そうかも知れないけど
自分の気持ちに素直に向き合える事って　
それだけでもう価値ある事だと思うよ」