無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

風間ぽんに相手をしてもらえなくなったまーくんは
またしばらく　ぶつぶつとシミュレーションに精を出してたけど
ふと思い出したように　俺に声をかけて来た


「ニノちゃん、明日ニノちゃんも試合見に来てくれるでしょ？」
「・・・明日？寒そうだし・・どうしよっかな・・・
それに　俺なんかより　可愛い女子の応援の方が
嬉しいし、頑張れるんじゃないの・・・？」


まーくんが誘ってくれた事は　すっごく嬉しいんだけど
もしも好きな女の子も誘うつもりなら
その子の為に頑張るまーくんなんて見たくない、と
ついつい探りを入れる口調になる


「え？そんな事無いよ、ニノちゃんが応援してくれたら
超嬉しいもん。あ～、でもニノちゃん寒いの苦手だもんねぇ
無理して風邪ひいちゃったりしたら困るか・・・
なら無理にとは言えないけど」
「あ、いや・・・そんなに来て欲しいなら・・・　
考えてもいいけど・・・」

「うんうん、来て欲しい！俺　ホント頑張るから！
お願い！」
「・・・・・・///」