扉を開けて AN
第20章 好みのタイプ
その横で松潤と相葉ちゃんは
「でもいいじゃん。友達同士で同じ子
好きにならない方がいいから」
「そうだよねぇ、俺 松潤と同じ子好きだってわかったら
もう絶対適わない、って即あきらめちゃう」
「何言ってんの。たとえ俺が好きだと言っても
相葉くんじゃないとダメ、って子が絶対居るから」
「ええ?そんな変わった趣味の子が居るワケ無いじゃん。
でもそんな子居たら教えて! 有難くて俺すぐ好きになっちゃうかも~」
情けない顔で松潤の腕にすがる相葉ちゃんを見て
松潤が意味ありげに笑ってる
その隣で ニノは真っ赤になって怒ったような表情だ
あぁ、こりゃ松潤も気づいてるなぁ
まぁ気づいてないのは相葉ちゃんぐらいなもんだけど