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扉を開けて AN

第25章 言うべき言葉



自分の想像にショックを受け
現実逃避しかけたその時
カンナからの着信が俺を正気に戻した


『も、もしもし、カンナ?』
『櫻井君?もう学校に着いてる?』

『着いてるよ、あの、それで智くんも居るんだけど』
『大野君も来てくれてるのね、よかった』

『え、じゃあ智くんもカンナが呼んだの?どういう事?
てか、カンナ今どこ?』
『うん・・あのね、今空港なの。これからアメリカへ発つから』

『空港!?え?アメリカ!?』





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