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7-1

カンナちゃんとの通話を終えた翔ちゃんの
表情が変わった
まるで何かの覚悟を決めたかのように　俺の目を見る

俺の方は　まだ状況がよく呑み込めないままだ

途中からスピーカー通話になった会話が
聞こえるようになって
取り合えず
カンナちゃんが今からアメリカへ発つ事
それを翔ちゃんにも言わず　秘密にしてた事
最後に　目の前の幸せを掴めるように頑張って、と応援して
電話を切ってしまった事はわかったけど
今一つ心の整理が追い付かない