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扉を開けて AN

第3章 モテ期なんて言われても



え、また?・・・と 驚きながら箸を置くと
隣の席の翔ちゃんと翔ちゃんの後ろの風間ぽんが
にやにや笑いながら手を振ってる


「行ってらっしゃい~」
「モテ期続いてるね」


「そんなんじゃないって・・・」

いや、普通なら
連日告られるこの状況を
この俺にも ついにモテ期到来だ!って
素直に喜んでもいいとこなんだろうけど
何故か そんな気にはなれない

だってさ・・・





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