扉を開けて AN
第5章 デートの尾行
「結構写真撮れたし 周りの人もちらちら見てたから
きっと 俺がデートしてた事、少しずつ広まっていくと思う。
今日はこれで十分だよ、ありがとう」
ショッピング中は
会話が聞こえるほど近くには行かなかったけど
ここは意外に静かで
松潤の声がよく聞こえる
それに彼女の声も初めて聞こえてきた
「ホント疲れた~・・・でもこんなんで良かったの?
てか、俺ホントに女の子に見えたのかな?」
「大丈夫、周りのJK達 ビビるほど可愛い彼女に化けてくれたよ
サンキュー、ニノ」