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刑事とJK

第12章 やっぱり好き



「あ、そーだ
お前ケー番教えろ」


『あれ、まだ知らなかったっけ?』


「そうだ」



そのせいでこっちがどんだけ苦労したと思ってんだ



お互いアドレスを教え合った






「よし、じゃあそろそろ帰るわ」


『あ、11時か…そうだね』



ゆうひは斉藤を玄関まで見送った


「飯、美味かったわ
あんがとな
じゃあまた明日公園で―――」


♪~♪~♪~



斉藤の携帯が鳴った



電話にでる




「はい――――

はい―――


……わかりやした…」


電話を切る


『浮かない顔して』



「あぁ…わりぃな
やっぱしばらく公園に行けねぇかもしんねぇ…」


斉藤はため息をつく


『…仕事?』



「まあな…
殺人事件だとよ」



『…また、落ち着いたら連絡して。気をつけてね』



「おう」


斉藤は軽く片手を上げた


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