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刑事とJK

第15章 徒然シゲ


その時、誰かが斉藤の腕を掴み、引っ張り上げた


斉藤は息を切らしながら自分を引っ張り上げた腕の先を見て、口の端を上げた



「ははは、やっぱり先輩は僕がいないとダメダメじゃないっすか」


「るっせぇ、オレがいてからのお前だろ」















―――――――――――






「へぇー、で、下坂はどうなった?」


「僕が顔面パンチして伸びちゃいました」


「さすが、斉藤の拳を毎日食らってるだけあるな!!」


藤野は大笑いした。つられてシゲも笑う


「こらシゲ、何くだらねぇこと喋ってんだ
さっさと書類整理しろ」


「はい!!先輩!!」



斉藤とシゲは自分たちの仕事部屋に入って行った


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