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刑事とJK

第24章 約束



斉藤は刑事科から外に出て来た


「わりぃ、待たせた」


『ううん、全然』


二人は並んで歩いた



ゆうひの足取りは軽く、どこかスキップに近かった



「ご機嫌だな」



『だって嬉しくって///』



「は?」



『あたし、ほんとに斉藤に嫌われちゃったのかと思ってたから…
あたしのこと思ってひどく当たってくれたのかと思ったら、さ///』



「…前言ったじゃねぇか…///」


『何を?』



「…す…///」



『?』



「なんもねぇよ!!
…んだそのニヤニヤした顔は!!?」


『えー、だって斉藤の顔、真っ赤なんだもん(笑)』



「赤くねぇ!!///」


と言いつつ、斉藤は腕で顔を隠した




ゆうひはその手を取った



「…///」


『んふ///』



















ゆうひの部屋の前まで来た


「じゃあ、今日はこれでな」



『うん、ありがとう…斉藤、ちょっとこれ見て』



「なんだ?」



斉藤はゆうひが手に持ったキーホルダーを覗き込んだ




ちゅっ




「!!///」



ゆうひは、少し背を屈めた斉藤のほっぺにキスした


「なっ…、騙したなこんにゃろっ…!!///」


斉藤はキスされた頬を押さえた


『へっへー、バカめ~』



部屋の中に逃げ込もうとするゆうひの腕を掴み、引っ張った


『ふぇっ!?』



斉藤はゆうひを壁にやり、キスを落とす



『…///』


ゆうひは斉藤の服を掴む


斉藤はゆうひの顔を手で包み込み、ゆっくり唇を離した



「…約束は、ちゃんと守る」



『…わかってるよ///』







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