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刑事とJK

第30章 刑事になった理由



―――――――――――



『やっ』


「おう」


いつもの公園…

ゆうひの隣に斉藤は座った



『はい、鍵』


ゆうひは斉藤に家の鍵を返した


「いいって…、持っとけ」



『…本当?///』



「ああ」



『じゃあもらっとく~♪』


ゆうひは嬉しそうに、鍵を胸ポケットに入れた



「そうだ、晩飯作っといてくれて助かった」


『どういたしまして
味、大丈夫だった?』



「美味かった」



『良かったー…』


あのデザートの味が味だっただけに、少し心配していた



『そういえば…、斉藤ってなんで刑事になったの?』


「聞きてぇか?」


『うん!!』


ゆうひは目を輝かせた



「あれは確か、まだバイトばっかしてた時だったかなー…」






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