無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ぶらぶらと歩いていると
いつの間にか中央公園まで来ていた


子供やその親や、カップルなんかがきゃっきゃきゃっきゃと楽しそうにしてやがる



「けっ」



全くお気楽な奴らだ




すると何やら足元で気配がする

見ると、小汚い犬がオレを嬉しそうに見上げていた



雑種っぽい犬は、オレの足に体を擦り付けてきた



「…なんだ、かわいいやつだな…
って、ああ!!!!??」


犬はオレにマーキングしやがった!!

おしっこだ!!



「こぉんにゃろお!!」



犬を捕まえてやろうとしたとき、横から誰かにドンッと押された


その勢いはなかなかすごく、オレはその場に倒れた