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刑事とJK

第35章 VS


本郷はゆうひのパンツにまで手を掛けた


『…!!!』



ギュッと目を閉じた










ガシャーンッ!!!!






突然窓が割れて、ガラスが辺りに飛び散った




「本郷!!
わいせつ罪現行犯で逮捕する!!」












『…斉藤…』



嬉しさで涙が滲んだ




斉藤は本郷を取り押さえた




「なっ…何だ!!?
何のことだ!!?」



「しらばっくれてんじゃねぇよ、今まで散々やってくれたな」


斉藤は本郷の手首に手錠をかけた



「わいせつ罪だと…!?
何を根拠に…!?」




「腐ってんな、どこまでもよぉ」



斉藤は鍵を開けた



中から刑事たちが入って来て、本郷の身柄を移動させていった



「何で私が捕まらなきゃならない!!??
ふざけるな、斉藤、私をはめたな…!!」




「何言ってんのか、さっぱりわっかんねぇなー」



本郷の目の前に、山崎が立った


「やぁーっと正体現したね~。まぁ、話は後でゆっくりしようじゃないか?」



山崎は本郷の肩をポンと叩いて、斉藤の方を振り向いた



「斉藤君、ご苦労様ぁ」


斉藤は軽く頭を下げた




「山崎刑事、女の子の救護を…」


医療班が数人やって来た



しかし、山崎は首を横に振った


「いーや、まだいいよ。もうちょっと後でまた来なさいな」



「そ、そうですか…?」



山崎はちらっと斉藤に目配せして、医療班と一緒に部屋から出ていった



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