
刑事とJK
第5章 ご注文
昼休み
「今日は仕事終えたら先輩の家で男の会するんで」
シゲの声に、斉藤は肉まんを食べようとしていた手を止めた
「男の会?なんじゃそりゃ
しかも、オレん家?」
「刑事科の男たちで一日中飲んだり騒いだりするんす」
「なんでオレん家?」
「何となく」
ありえねー…
シゲは続けた
「僕らの他に…3人来るんで。そんなかんじでさっさと仕事終わらせてビール買いに行きましょう!
残念ですが、今日はゆうひちゃんに会えませんね…」
「んなことはどうでもいい!!」
斉藤はつんと横を向いて肉まんを平らげた
