
刑事とJK
第43章 船上の殺人事件
「どうもこんばんは」
男のうちの一人が話し掛けてきた
『…こんばんは』
ゆうひは小さく挨拶したが、真理子は無視してパクパクと食べ進めている
「お二人ともお可愛いですね。一体どこの会社の?」
『えー…あたしはー…』
あれ?
斉藤って何会社の社長!!??
「人に尋ねるときは、まず自分から名乗るべきじゃなくて?」
真理子はワインで口の中の物を流し込みながら言った
…真理子さん、豪快…
「これは失礼っ
僕は戸松財閥の息子で、戸松吉仲(トマツ ヨシナカ)です」
「私は横田誠一(ヨコタ セイイチ)と言います。父からジョイ・トイメーカーの後を継がせてもらいました」
「僕の父親は松井株式会社の社長です。僕は松井忠(マツイ タダシ)と言います」
3人とも誇らしげに語っているが、要は全員親の七光で出世したボンボンってことだ
「へーえ」
『何か、よくわかんない』
真理子とゆうひは、この人たちと絡むのは面倒だと悟って、また料理を食べはじめた
「よろしければ、ご一緒にお食事しませんか?」
「どーぞ
食べたらいいじゃないですか?」
真理子は本当にどうでもよさそうだった
すると男の一人が、真理子の肩に手を回した
「可愛い顔して、食いしん坊さんなんですね」
「ええ、まあ」
確かこいつは、何とか財閥の息子だったわね…
そんなすぐに名前なんて覚えらんないから、こいつは財閥って呼んでやろう♪
っにしても、財閥は口説き方へったくそねぇ…
全っ然そそられない
ゆうひの左右は、トイメーカー横田と松井株式会社が挟んだ
「一体どちらからいらしたのですか?」
「誰の付き添いでパーティーに?」
『あー、えー…
はぐれちゃったからわかりませんー』
ゆうひはアハハーと愛想笑いをした
男のうちの一人が話し掛けてきた
『…こんばんは』
ゆうひは小さく挨拶したが、真理子は無視してパクパクと食べ進めている
「お二人ともお可愛いですね。一体どこの会社の?」
『えー…あたしはー…』
あれ?
斉藤って何会社の社長!!??
「人に尋ねるときは、まず自分から名乗るべきじゃなくて?」
真理子はワインで口の中の物を流し込みながら言った
…真理子さん、豪快…
「これは失礼っ
僕は戸松財閥の息子で、戸松吉仲(トマツ ヨシナカ)です」
「私は横田誠一(ヨコタ セイイチ)と言います。父からジョイ・トイメーカーの後を継がせてもらいました」
「僕の父親は松井株式会社の社長です。僕は松井忠(マツイ タダシ)と言います」
3人とも誇らしげに語っているが、要は全員親の七光で出世したボンボンってことだ
「へーえ」
『何か、よくわかんない』
真理子とゆうひは、この人たちと絡むのは面倒だと悟って、また料理を食べはじめた
「よろしければ、ご一緒にお食事しませんか?」
「どーぞ
食べたらいいじゃないですか?」
真理子は本当にどうでもよさそうだった
すると男の一人が、真理子の肩に手を回した
「可愛い顔して、食いしん坊さんなんですね」
「ええ、まあ」
確かこいつは、何とか財閥の息子だったわね…
そんなすぐに名前なんて覚えらんないから、こいつは財閥って呼んでやろう♪
っにしても、財閥は口説き方へったくそねぇ…
全っ然そそられない
ゆうひの左右は、トイメーカー横田と松井株式会社が挟んだ
「一体どちらからいらしたのですか?」
「誰の付き添いでパーティーに?」
『あー、えー…
はぐれちゃったからわかりませんー』
ゆうひはアハハーと愛想笑いをした
