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ヌードモデルに不可能はない?

第2章 全裸は無理です

「人に見られない場所はきっとあるよ」
「ないです」
「ほんとにあったら、どうなの? 彼しか見ないんだよ、その裸」
「それは……」

実際に裸を見られている美少女はとまどっていた。

その唇を奪う。

拒絶反応はなかった。

乳房を撫でる。あっという間に乳首が反応した。触られていないほうまで勃った。

話すことも特にない。
早いとこ美少女が濡れそぼったパンツを自ら脱ぐように仕向けたいだけだ。

「あ、ああ、い、いや……」
「パンツも脱いで、みんなに見てもらいなさいよ」
「い、いや……」
「ほんとは見てほしいんじゃないの?」
「そ、そんなこと……」

らちがあかないから、理恵ちゃんをベランダに連れ出した。ちょっと強引に。

私の部屋は4階。
見られるとすれば、1キロは離れたオフィス街のビルからくらいだろう。
肉眼では不可視とわかっていたから、かつての私もここに全裸で出られたのだった。

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