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嵐びーえる。

第9章 贈り物は、僕だけの君。 S×A

Nside

N「相葉くーん」

A「んー?」

N「ちょっとこっち来てー」

A「何ー?」

N「いい調味料あったんだけど、使わない?」

A「ほんと?」

N「うん」

A「珍しいね、ニノが料理の話するんなんて」

N「お袋に勧められてさ。結構よかったから、どうかなって」

A「へえ、お母さんが?」

N「そうそう」

料理研究家である親の存在を示せば、あっさりと納得してくれる相葉くん。

これで作戦は成功だ。

怪しまれちゃ、いけない。

自然に、彼に渡さなきゃいけないから。

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