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ナカまで愛でてトロトロに溶かして

第4章 【本音と建前】






「ハァハァハァ……章介こそ聴こえてるよ…めっちゃ早くシコってるでしょ?騎乗位?正常位?どっちで腰振ってんの?」




スピーカーにしたまま伏せて置いているスマホ。
映ってないからって寝バックになり突き上げてくる。
まだオナニーし合ってると信じてくれているだろうか。




__ハァハァ………やべぇ……バックで突いてるよ




章介がそう言うと寝バックだったのを腰から持ち上げられて同じようにバックで突いてきた。




「章介のバック……思い出してるよ」




私も意地悪だ。
完全に鍵山さんを煽ってる。
自分で言っておきながら不思議な感覚。
どうにもこうにも、章介と鍵山さんはアソコの大きさも感度も違う。
章介はもっと優しい。
激しいけど、そこには一緒に過ごしてきた年月が違いを物語っているのだろうか。




鍵山さんはただ激しいだけ。
めちゃくちゃ気持ち良いレイプ犯みたい。
“ココが好きなんだろ?”と聞かれてもレイプされてる自分を妄想して濡れてしまう。
全く違うタイミングでどちらもポルチオイキするの。
どちらを選べと言われても甲乙つけがたい。




気が付けば鍵山さんはタオルを口に咥えてピストンしていた。
声を出さない為だろう。
自分から仕掛けてその辺の暗黙のルールは従うんだ。
声出して章介にマウント取りそうなのに。




__ハァハァハァ……悠……気持ち良い?乳首めっちゃ勃ってんだろ?舐めてやりてぇな




四つん這いだったのを上体反らされて膝立ちで両乳首を指で弄られる。




「んっ……はぁん……乳首…触ってるよ、すっごい気持ち良い……章介そろそろイキそうでしょ?パンパンに膨らんでんじゃない?出す時言ってね」




__あぁ……キスしてぇ……悠の事今すぐめちゃくちゃにしてぇよ




後ろを振り向いて咥えてるタオルを取った。
鍵山さんの唇に唇を重ねる。
ピストンされながら舌を絡ませた。
タオルを戻して首の後ろに手を回し自らも腰を振った。




「あっ…あっ……章介イっちゃう……イク……イクイク…っ」




__悠……俺もイク……あぁ……出るっ!





互いに身体を震わせただろう。
オナニーとはいえ、だいぶ息が荒くなる。
章介のイった直後を思い出していた。








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