🌹密会🌹
第2章 🌹May🌹
大型のゴールデンウィークを過ぎて、中間考査の答案採点も終了し、やっと一息つけるかいうタイミングで、日比谷教頭から連絡があった。
指定された場所はやはりラブホテルで、前回と同様にフロントに話を通してから、305号室に緊張した面持ちで入室する。
「....!?」
赤い証明に照らされた壁掛けのX字枷や拘束椅子、M字開脚診察台等、本格的なSMプレイを楽しむ為に用意されたSM部屋に私は驚きで言葉を失った。
普段と変わらない清潔感のあるスーツを着用した日比谷教頭は、真っ赤なソファから立ち上がると、驚きで一人立ちすくんでいる私にゆっくりと近づいた。
「着替えて、また私の所へ戻ってきなさい。」
そう冷淡な口調で命じた彼は私に紙袋を押し付ける。
激しく脳内が混乱している上に、棒立ちになったまま中々動き出さない私を見兼ねたのか、悠々とした足取りで近づくと、私の耳元に唇を近づけた。
「脱がされるのが好きか?」
吐息まじりに囁かれた言葉に首元まで熱が上がるのを感じた。
「....すぐに着替えてきます。」
赤く染まった顔を見られぬよう、俯いて小さく返答した私は、早足で脱衣所へと向かい、紙袋を開封した。
指定された場所はやはりラブホテルで、前回と同様にフロントに話を通してから、305号室に緊張した面持ちで入室する。
「....!?」
赤い証明に照らされた壁掛けのX字枷や拘束椅子、M字開脚診察台等、本格的なSMプレイを楽しむ為に用意されたSM部屋に私は驚きで言葉を失った。
普段と変わらない清潔感のあるスーツを着用した日比谷教頭は、真っ赤なソファから立ち上がると、驚きで一人立ちすくんでいる私にゆっくりと近づいた。
「着替えて、また私の所へ戻ってきなさい。」
そう冷淡な口調で命じた彼は私に紙袋を押し付ける。
激しく脳内が混乱している上に、棒立ちになったまま中々動き出さない私を見兼ねたのか、悠々とした足取りで近づくと、私の耳元に唇を近づけた。
「脱がされるのが好きか?」
吐息まじりに囁かれた言葉に首元まで熱が上がるのを感じた。
「....すぐに着替えてきます。」
赤く染まった顔を見られぬよう、俯いて小さく返答した私は、早足で脱衣所へと向かい、紙袋を開封した。