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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩



「とんとんしようか?」


聞いてみると、


「だっこしてとんとんがいい」


意外と元気な声が返ってくるから、ほっとしつつも苦笑いしてしまう。


「……まったく、甘えん坊だねぇ。……ほら。」


抱き上げて、ベッドに腰掛ける。
いつもより少し、高い体温の体。弱っていると、のんちゃんの体重が軽く感じられてしまう。

ゆっくりとゆれながら、とんとんと、腰のあたりをさする。


「気持ち悪くない?」


「うん……」



のんちゃんの顔色は、少し悪い。

ねむくない、と言った割には、今にも眠りそうな表情をしている。




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