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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩




結局この日は、2件目をハシゴし、日付が変わるまで2人で飲んだ。



2件目は、吹田先生の愚痴だった。
それはもう仕事からプライベートまで、よりどりみどり。
それでも、笑えるような愚痴ばかりだったのは、俺を元気付けようとしてくれたからかもしれない。


2件目のお代を「持つよ」と俺に奢った吹ちゃんは、満足そうな顔をしていて、『これ絶対、自分が飲みたかっただけじゃん』と、また笑わずにはいられなかった。



それでも、話してみて、なんとなく元気が出たのは事実。
同期と旧友の間を行き来する吹田先生は、頼もしくも懐かしかった。



……

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