ネアンデルタール人の謎
第1章 ネアンデルタール人の謎
人類は200万年前から、すでに集団で狩をしていましたし、男と女では担当が決まっていました。現代の人間社会と変わらないですね。まだまだ続くのですから、どうなっているんだと、不思議に思わずにはいられません。地中海の海を航海したり海草を利用したりもしています。怪我をした時など治療をしたり、食べ物の保存もしています。肉の保存や、燻製などさまざまな料理もしていました。ネアンデルタール人は、哺乳類を主にして、その他の巨大動物、植物、小型哺乳類、鳥類、海洋資源など、多種多様な生活をしていたようです。つまり頂点に立つ補食者でした。それでも洞窟の中に住んでいる大型哺乳類とも、競争もしていたようです。つまり簡単な話、戦いですね、バトルを繰り広げていたんです。どうしても譲れないってことです。鳥の骨や貝殻から造られた塗飾品、洞窟に描かれた壁画など、決定的まではいかないが、ネアンデルター人であろうと、結論づけられています。