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セックス競技~人類が生んだ最高のスポーツ~

第6章 熱戦

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!ついに追い詰めたぞ!さあお前もイけ!」
「くっ、まさかここまで追い詰められるとは思わなかったわ。だけど私は負ける訳にはいかないの!たとえこの身を犠牲にしようとも……絶対に勝つ!!」
愛美は最後の力を振り絞った。
「くそ、しぶてー奴だ。こうなったら俺も本気を出すぜ!」
鬼崎も本気を出す。しかし、愛美も本気を出したため、勝負は互角だった。
「はぁ……はぁ……、なかなかやるじゃない。」
「そっちこそ、中々諦めが悪いじゃないか。」
「当たり前よ。だって、あなたに負けたくないもの。」
「そうかい。だがな、だから何としてでもお前をイカせる。」
「私も同じ気持ちよ。だから、あなたをイカせてみせるわ。」
「望むところだ。」
「それじゃ、続きを始めましょう。」
「おうよ!」
こうして二人は再び戦い始める。しかし、二人共体力の限界であった。
「はぁ……はぁ……、くそ、あと少しなのに……」
「はぁ……はぁ……、まだよ。まだ終わらないわ。」
「俺もだ。」
そしてついにその時が来た。
「よし!今度こそ決めるぞ!」
「かかってきなさい!」
そして、ついに決着がついた。
「ぐわあああああああああ!!!」
鬼崎は絶叫しながらイった。
「はあ、はあ、はあ、勝ったわ。」
愛美の勝利である。
「ちくしょう!負けたか。だが俺は満足だよ。」
「私もよ。あなたとのセックスはとても良かった。またやりましょ。」
「ああ、もちろんだ。」
二人は熱い握手を交わした。
その後1回戦目は何とか勝った愛美は2回戦目もギリギリ2対1で勝ち次の三回戦目を勝てば世界大会の切符を手に入れることができるのだ。
そして次の対戦相手は……なんとあの男だった。
「ふふふふふふ。」
不気味な笑い声が聞こえる。
愛美が振り向くとそこには男が立っていた。
「お久しぶりですねぇ。愛美さん。」
「あなたは……」
愛美はその男のことを覚えていた。なぜなら愛美の元カノだった。
「黒井 勇也…」
「覚えていてくれたんですね。嬉しいですよ。」
「忘れるわけがないわ。」
「そうですか、それは光栄ですね。ところで、愛美さんの相手は僕が務めさせていただきます。」

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