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家に家出JKを泊めたら、嬉しいことになった。

第1章 帰宅途中で

「今日も、疲れた。毎日残業だもんな」

 仕事が終わるのは17時だが、このところ1時間残業している。

「帰ったら夜じゃないか」

「あの……」

「えっ?」

 振り向くと、女の子が立っていた。鞄を背負って。良く見ると、胸が大きかった。

「どうしたの? 帰らないの?」

「私、家出してきて、行くところがないんです」

「それは困ったな」

「良かったら、泊めてもらえませんか?」

「それは構わないけど。(一人暮らしだし)」

「ありがとうございます!」

 女の子がお辞儀をする。

「そういえば、名前は?」

「私、つぐみ」

「つぐみちゃんか。俺はたかし」

「私はつぐみで良いよ。たかしさんか。よろしく」

「よろしく」

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