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屋上にいたヤンキーくん

第4章 「本当の恋教えてやる」




「怒ってる?」


「い、いや…全く//」



待って…。
俺、今すげぇ心臓がヤバイ…。

紀衣が俺の顔を覗きながら言った。



顔近ぇ///


よし…話し変えよう。




「そう言えばさぁ…俺のことなんて呼んでんの?」


「えっ…園山くんだけど…」


「付き合ってんだからさぁ…」

俺は紀衣を壁に追いやった。


「そ、園山くん…//」


「叶太って呼べよ…」



紀衣の耳元で囁くと顔が一気に赤くなった。


可愛いな…。




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