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処女捨場所の、林間学校

第2章 タイムスリップした二人

やって来たのは、海の漁師らしい、風体のいい、男達だった。8人~10人は、いるだろうか。


令和の時代では、恋愛なんて、当然の世界になっているが、その恋愛の雰囲気の、欠片もない、男達がやって来た。


命をかけて、歴史を造った、影の男達が、目の前に現れたのである。


船の頭は、船底にいるらしく、船の上部にいる連中の柄の悪いこと、会話も交わすこともなく、谷川夏海と、山本静枝は、お漏らしをしていた。九十九里浜で、怖くなって、おしっこが、漏れてしまったのである。

ガクガク、ブルブル、二人は、船の船内から聴こえる声を聴いた。

ギギギーーーギギギーーー船の舵を切る音がきこえた。舵を切る男は、大男だった。荒海の中でも負けない、声の大きさだった。実際、海の漁師の声は、大きいく、ないと、聴こえなかった。


頭!かしら!珍しい!裸の女が、二人いますぜ!
まだ、若いな、こりゃー!


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